木箱梱包(合板梱包・ケース梱包・枠組桟付木箱梱包・オールベニヤ梱包)

大型機械を納めた輸出密閉合板梱包
大型機械を納めた輸出密閉合板梱包

主に海外輸出貨物向けに使用される梱包仕様です。

この箱のメリットは、中身が見えないため、セキュリティ面でも安心な梱包方法となります。箱の面に隙間がないため内容物が箱外に飛び出す心配もなく、紛失や脱落も防げます。また、防水や防湿あるいは内容物をバリヤ包装にする事で、防錆機能を持たせることも可能です。桟を内側にすれば、外観が平らになるため、ケアマークやシッピングマークの表記がしやすくなります。各面を釘打ち接合する板材を桟と呼びますが、この桟を非木材にすることにより各国が設ける輸出規制(例えば国際基準№15)に対応が可能です。
スミ金やバンドで補強した輸出合板ケース梱包 蓋を4箇所のボルトで開け閉めできる通い箱タイプの内桟輸出梱包箱
スミ金やバンドで補強した輸出合板ケース梱包(左) 蓋を4箇所のボルトで開け閉めできる通い箱タイプの内桟輸出梱包箱(右)

もともと輸出梱包の主流だった梱包仕様なだけに大型の工作機械や自動車やプラントなどコンテナサイズいっぱいの大型貨物や何10tもある重量物にも合板木箱梱包は対応できるのも特徴です。一方デメリットというと、合板は通常木材に比べ密度が高く質量が多いため、箱自重が重くなりその分が輸送費用コスト増につながります。また、合板(ベニヤ材)は3*6や4*8判と規格サイズで販売されているため、箱の大きさによっては、材料の歩留まりが発生しコスト増の原因になりかねません。

近年では、合板梱包に代わり重量物でも梱包可能な強化ダンボール(2層・3層)梱包で梱包する場合も増えつつあります。
蓋を4箇所のボルトで開け閉めできる通い箱タイプの外桟輸出梱包箱 トラックに積まれた大型の輸出梱包木箱
蓋を4箇所のボルトで開け閉めできる通い箱タイプの外桟輸出梱包箱 トラックに積まれた大型の輸出梱包木箱